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球磨村支え合いセンター 不安解消に7月から順次 訪問活動の対象拡大(2026/07/08) (2026/07/08)
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仮設団地を回っていた地域支え合いセンターのスタッフ(令和2年11月)
 令和2年7月豪雨を受けて設置された球磨村の地域支え合いセンターは、被災者の生活再建が進む中、本年度から同村の単独事業となり、7月から一人暮らし高齢者や後期高齢者世帯なども対象として訪問活動を始める。
 同村では、これまで被災者が対象だった地域支え合いセンターの仕組みを再構築し、来年度から新たな見守り体制をスタートさせる計画。過疎化や高齢化が進む中で世帯訪問を拡充し、孤独化や生活不安の解消を目指す。
 地域支え合いセンターは、災害を受けて仮設住宅の入居者や親族宅に身を寄せる人、被災後も自宅で暮らす人など、被災者の心身の健康維持と住まいや暮らしの再建、地域コミュニティーの再生を総合的に支援するもの。
 住家の被災やインフラ避難、仮設団地の一部を村外に整備しなければならないほどの激甚災害だった同村は、ピーク時には災害発生前の全1432世帯の約47%に当たる679世帯を対象に、村内外で巡回訪問していた。
 被災者の生活再建が進むにつれて対象世帯は減り、昨年度末時点で66世帯となる一方、村全体の高齢化率は50%を超えて過疎が進む集落もあり、急な体調不良や緊急時の対応、孤立など、新たな生活上の不安が表出した。
 熊本県の運営支援が昨年度で終了して本年度から村の単独事業になったこともあり、同村は、健康で生きがいのあるむらづくりの一環として、これまで被災者が中心だった地域支え合いセンターの見守りの対象を拡大。
 70歳以上の一人暮らし世帯と75歳以上のみで構成される世帯が対象となるが、このうち施設や医療機関などに長期間の入院や入所をしている人、同村や関係機関によるサービス等の支援を継続的に受けている人は除く。
 同村役場保健福祉課によると、7月中に世帯訪問を順次スタートする予定で「健康や通院、服薬の状況、頼れる人の有無や困り事などを確認し、地域包括支援センターと共有、必要な支援につなげたい」と話している。
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