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渓流ヴィラITSUKI 7年間の営業に幕下す(2026/04/02) (2026/04/02)
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最後の宿泊客を見送るスタッフ
 川辺川の流水型ダム建設計画に伴い、「ダムによらないむらづくり」のシンボルとして五木村の水没予定地に整備された滞在型観光宿泊施設「渓流ヴィラITSUKI」が1日、7年間の営業に幕を閉じた。最終日となった小雨が降る朝、リピーターら4組の宿泊客が訪れ、総支配人や料理長らスタッフ全員で感謝を込めた最後のお見送りを行った。
 同施設は、ダム計画の白紙撤回を受け、水没予定地を利活用した村の新たな起爆剤として2019年に開業。清流と静寂を売りに村外から多くの観光客を呼び込んだ。
 しかし、令和2年7月豪雨を経て国や県、村が流水型ダム建設へ方針転換。
 周辺一帯がかさ上げによる平場造成の対象区域となり、来年度から本格化する重機の稼働音などで最大の魅力である自然環境が損なわれるため、3月末での営業終了が決まった。今後の具体的な活用は未定。
 昨年末、リピーターに3月末での営業終了を知らせるはがきを送付したところ予約が殺到し、3月上旬には全て埋まった。同月の宿泊客の7割以上をリピーターが占め、「もったいない」と閉館を惜しむ声が相次いだ。
 最終日の宿泊客で、5回目の利用となる福岡市の前薗良一さん(71)は「川沿いのロケーションでセンスが良く、コテージに泊まりながらグランピングができる点が良かった。人吉の水害後、ダム復活でなくなるのは分かっていたが、たった7年で早くなくなるのは寂しい」と肩を落とした。
 2年間で7回宿泊した鹿児島市の男性(39)は「水や空気がきれいで、こんな居場所があることにワクワクした。ダムは仕方ない面もあるが、人口900人の村に県内外から人が来るのは貴重なこと。新たな観光施設に期待したい」とエールを送った。イベントの抽選会で縁があり初めて訪れた福岡市の石橋由佳理さんらも「山桜や繊細な料理、ジャグジーに癒やされた」と笑顔を見せ、別れを惜しんでいた。

●未来へ託す、総支配人の思い
 総支配人の仮山常雄さん(60)は7年間を「あっという間だった」と振り返る。開業直後のコロナ禍や水害で集客に苦慮したが、遠方から飛行機で通う客や最大20回訪れる常連客など多くの人に愛された。「ヴィラがなくなるのはしょうがないが、5年、10年後に新たな宿泊施設ができた時、『ヴィラが良かったから次も良い施設に違いない』と思ってもらえる接客を目指してきた」と五木村の未来へ思いを託す。
 今後は鹿児島県へ戻り、以前勤めていた南九州市の「オートキャンプ森のかわなべ」を拠点に活動する。
 まずは防災士の資格取得に向けて受講を開始。キャンプなどのアウトドアを楽しみながら、自然と防災知識や応急手当の技術が身に付く新たな取り組みを展開していく構え。
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