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復興と防災の新拠点 コミセンこうのせ落成(2026/06/08) (2026/06/08)
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神瀬の高台に整備されたコミュニティセンターこうのせ
 令和2年7月豪雨で甚大な被害に遭った球磨村の神瀬地区に、防災機能を有する復興まちづくり支援施設「コミュニティセンターこうのせ」が完成し、6日、地域住民や関係者ら約120人が出席して落成式が行われた。
 以前、地区には災害時の避難所を兼ねる神瀬多目的集会施設があったが、6年前に球磨川の氾濫や土石流で浸水し全壊。同センターは球磨川から約400メートル離れ、元の多目的集会施設より約20メートル高い場所に整備された。
 災害後、住民らが集まり地域の未来を語り合った「こうのせ再生委員会」でも居住や避難の候補地に挙がってきた場所で、平常時は地域住民の交流や社会教育の拠点、災害時には指定緊急避難場所としての役割も担う。
 敷地面積は2200平方メートルで、建物は木造と鉄骨造の1階建て延べ床面積497.95平方メートル、バドミントンや卓球ができるアリーナと会議室、調理室、和室や備蓄倉庫、バリアフリートイレやシャワー室、事務室を配備。
 災害時は80人の避難を想定し、かまどベンチや自家発電機、約40台分の駐車場などで防災機能を強化する。総事業費は4億7062万円で、国の防災・安全交付金を活用。設計は(株)マック、施工は味岡建設(株)が担当した。
 大岩禎一村長は「平常時は健康づくりや文化活動、生涯学習などの交流の場、災害時には命と暮らしを守る拠点。復興はここからが本当の始まり。次の世代に大切な古里を引き継いでいけるよう全力で取り組む」と式辞。
 来賓を代表して金子恭之国土交通大臣と木村敬熊本県知事、松田三郎県議と緒方勇二県議が祝辞を贈り、(株)マックの松本義勝代表取締役と味岡建設(株)の味岡俊彦代表取締役があいさつし、テープカットで落成を祝った。
 その後、出席者らは真新しい館内を見学。地元区長の假屋元さん(82)は「地域住民が豪雨災害の直後から望んできた場所。神瀬のこれからに関する話し合いや健康づくり、よりどころとして活用したい」と話していた。
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