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球磨村長選振り返る “和”重視し三つどもえ制す(2026/01/28) (2026/01/28)
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最終日、街頭演説で有権者と握手を交わす大岩氏
 球磨村の村長選挙・村議会議員選挙(定数8)は、村長選で新人の大岩禎一氏(62)が再起を懸けた前職や初挑戦の新人を退け、村議選では新人1人と前職7人が当選した。政治空白や選挙の“大義”に村民が不在ともいわれた混乱を経て新体制がスタートした。

 今回の選挙は、昨年12月に議会から不信任決議を受けた前村長が自ら辞職し、不信任とした議会側も自身の覚悟と前村長の決断、責任を踏まえて自主解散したことによるもの。
 前議会は、村政混乱を理由に昨年6月に村長の辞職勧告を可決。義務教育学校の一体型校舎の整備方針や一勝地温泉「かわせみ」の未払い金の問題、村有地の無償貸付に関する認識などで解決の糸口が見いだせず、12月の不信任決議に至った。
 村長選は、12月25日の立候補予定者説明会に出席した新人の加納一郎氏(52)と、令和6年3月の村長選にも挑戦していた大岩氏が昨年中に立候補を表明。新人2人による一騎打ちとみられていた。
 しかし、年が明けて当初は「現時点で出馬は考えていない」としていた前村長の松谷浩一氏(63)が「議会の不信任や職員の声は重く受け止めた上で、一政治家としての進退は2年前に1181票を託された村民に問いたい」と再挑戦を決意。
 議会の不信任決議に対する是非や自ら辞職した前村長の再出馬、同情票、知名度と村民の間でも意見が交錯する中、三つどもえの短期決戦に突入した。
 今回の選挙は昭和29年に渡、神瀬、一勝地の旧3村が合併して球磨村となり、同31年以来の三つどもえ戦。72年目で初めて神瀬地域から村長が誕生した。
 高沢や大瀬を含む神瀬地域の有権者数は19日時点で405人と全体の5分の1にも満たない。地域や親戚などの垣根を越えて票を得たと言える半面、争点や政策などの“大義”が見えづらい選挙といった声も聞こえた。
 大岩氏は5項目の公約を打ち出したが「議会の不信任に対する意見が多く、公約を語れる状況になかった」、松谷氏は「不信任を受けたことや辞職のおわびとチーム球磨村としての連携を第一に、政策を訴える選挙ではなかった」と振り返る。
 一方、加納氏は短期的・中期的・長期的な視点から具体的な政策を掲げて独自の運動を展開したが、支持の拡大には至らなかった。
 選挙戦最終日、街頭演説に立った大岩氏は「混乱と停滞の中にある古里を、夢が持てる村にしたい」と強調。「未来と暮らしを変えるのは政策と実行力で団結が推進力」と、和を重んじ対話で輪を広げる姿勢を約束した。
 松谷氏は「不信任からの辞職でマイナスイメージからのスタートだった」と回顧。「再選から2年の不信任には納得していないが、選挙の結果は納得している。これからは大岩村長を応援したい」。
 加納氏は地域のしがらみがないというメリットを生かしきれなかったが、最善の努力で得るものが多い選挙だったと振り返った。

●定数削減で少数激戦 村議選は2人が300票超え
 定数2減となった村議選は、不信任案提出のうわさが出始めたころから議員不在の地域や女性など、待望論も含めて複数の名前が挙がったが、結果的に自主解散時の議員9人のうち1人が勇退し、8人の前職と新人1人が立候補。1オーバーの少数激戦となった。
 不信任決議に対する是非などで有権者の賛否が分かれる中、唯一の新人で議員が不在だった三ケ浦地域の槻木啓介氏が全体トップの344票で初当選。
 前職は村長の不信任決議に唯一、反対した西林尚賜氏が前回の令和4年4月の村議選より54票伸ばし、前職トップ、全体2位の336票で2選を決めた。
 有権者数は4年前より446人少なく、多くの前職が前回より票を減らす中、投票区別で最も少ない高沢地域の高澤康成氏が1票減にとどめ、8位の東純一氏は14票伸ばした。
 村長と議会が同時に不在となった約1カ月の政治空白は解消されたが、激甚災害からの復興のビジョンや前議会が指摘した“宿題”も残る中で新体制がスタートした球磨村。注目の初議会は2月5日に予定されている。
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