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脱炭素化と強靭化評価 電動バス実証事業が大賞(2024/12/13) (2024/12/13)
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実証実験を行った電動スクールバス
 令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた球磨村を舞台に、熊本大学と県、村の共同で実施した「全国初の電動スクールバスの実証による地域の脱炭素化、強靭化の取り組み」がこのほど、環境省の令和6年度「気候変動アクション環境大臣表彰」の受賞者の中でも、環境大臣が特に著しい功績をたたえる大賞に選ばれた。
 「気候変動の緩和」「気候変動への適応」に関し、顕著な功績のあった個人、団体を表彰するもの。今年度の応募状況は4部門に総数97件のうち、熊大と県、球磨村の実証事業は20件の応募があった「開発・製品化」で唯一の受賞。
 令和3年度から同5年に実施。送迎の合間の日中にマイクロバスに充電して走行し、夜間に地域に電力を供給するエネルギーの地産地消を図る2年間で走行距離1.4万キロの実証実験の結果、従来のマイクロバスと比べたCO2排出量を年間4.42トン(51%)削減の効果を実証した。
 さらに災害時は地域の非常電源となる「動く蓄電池」として、避難所1日~3日分の電力供給が可能など強靭化につながった。

●木村知事に受賞報告
 木村敬県知事への受賞報告は9日、県庁で行われ、熊本大学研究社会連携部の大鷲正数部長と実施責任者の松田俊郎特任准教授、村復興推進課の大岩正明課長らが出席。今回の功績について、木村知事は「今回の実証を機に事業がいろいろな分野で進んでいくことを期待する」と述べた。
 球磨村は令和3年にゼロカーボンシティ宣言を公表し、同4年には環境省の「脱炭素先行地域」に認定され、村と球磨村森電力、球磨村森林組合の3者による「脱炭素を通じた村の創造的復興」を推進する事業計画を進めている。
 松谷浩一村長は「熊本大学と県が中心となって取り組んでもらった。受賞は本当にありがたく、これを機に脱炭素へ向けた取り組みの推進として、今後、公用車のEV車導入、将来的にスクールバスへの導入も検討したい」と話していた。
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