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あさぎり町が小型優勝 ポンプ車は多良木町3連覇 球磨郡消防操法大会(2026/06/16) (2026/06/16)
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優勝したあさぎり町消防団の小型ポンプ操法
 熊本県消防協会球磨支部主催の「第33回球磨郡消防ポンプ操法大会」が14日、あさぎり町の須恵文化ホール駐車場で開かれた。雨で足元が滑る悪条件の中、郡内各町村の代表が日ごろの訓練の成果を競い合った結果、小型ポンプ操法の部はあさぎり町消防団第10分団1部(岡原地区)が、町としては平成24年度以来、同地区としては初の栄冠に輝いた。ポンプ車操法の部は多良木町消防団が3連覇を達成。両部の優勝・準優勝チームは9月6日に阿蘇市で開かれる県大会への出場権を獲得した。

 大会には各町村の予選を勝ち抜いた精鋭が集結。ポンプ車操法の部に2チーム(多良木町、湯前町)、小型ポンプ操法の部に9チームが出動した。会場には「必勝」などののぼり旗が掲げられ、各町村の団長をはじめ団員約360人が見守る中、緊迫した雰囲気で競技が始まった。
 開会式では、大会会長を務める同支部の永里克彦支部長(五木村消防団長)が「本大会を通じて団員の消防力を強化するとともに各消防団の連携を図り、災害や緊急時には一致団結して住民の生命財産を守り抜いていただきたい」とあいさつ。
 県球磨地域振興局の中川太介局長は、熊本地震の発生から10年という大きな節目や過去の豪雨災害にふれ、「防災先進県を目指すには、使命感あふれる懸命な活動により県民の絶大な信頼を得ている消防団の皆さまのご協力なくしては成し得ない」と述べた。
 また、球磨郡町村会長の中嶽弘継水上村長は「大きな大会で発揮することによって、さらに地域住民の方々に地域防災力の要として信頼していただければ」と団員たちを激励した。
 選手宣誓では、前回小型ポンプ操法の部を制した水上村消防団の米来博也指揮者が、各町村の団旗に囲まれる中「正々堂々と競技する」と力強く誓った。
 競技はポンプ車操法の部からスタート。5人1組の団員たちが消防ポンプ自動車に乗り込み、「操法開始」の合図とともに迅速にホースを連結。1本目の放水を維持しながら2本目を放水する息の合った動きを披露した。
 小型ポンプ操法では、雨天により途中で路面コンディションが悪化する過酷な状況となり、雨でスリップする場面も見られたが、団員たちは機動力を生かした素早い展開と緊密な連携を発揮した。
 閉会式では、審査長を務めた人吉下球磨消防組合中央署の早田和彦署長が講評。「基本動作の確実性や安全管理に対する意識の高さは、地域防災を担う消防団として非常に頼もしい」と団員たちの健闘をたたえた。
 ポンプ車操法の部で優勝した多良木町消防団の沖敏行指揮者(37)は「練習の成果がこれ以上にないほど発揮できた。全国大会では3位が過去最高と思うので、それを超える結果を目指したい」、小型ポンプ操法の部で優勝したあさぎり町消防団10分団1部の唐津秀尚指揮者(33)は、「練習量はどこにも負けていないと自負していたため、優勝する自信はあった。全国の舞台で『あさぎり町ここにあり』を知らしめたい」と語った。
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