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河道掘削を最大限実施 緊急治水プロジェクト案公表(2021/01/27) (2021/01/27)
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冒頭であいさつする蒲島知事(中央)
 昨年7月の豪雨災害で氾濫した球磨川の治水対策を巡り、国土交通省九州地方整備局と県は26日、今後早急に取り組む「球磨川水系緊急治水プロジェクト案」の概要を公表した。
 同日の第3回球磨川流域治水協議会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウェブ形式で開催。国と県、流域12市町村長など各委員はウェブで参加した。
 国交省と県の説明によると、同プロジェクト案は豪雨災害の発生からおおむね5年間を「第1段階」とし、堆積土砂の撤去や災害復旧工事を進めるとともに、上下バランスを考慮の上、河道掘削の最大限実施進を図る。輪中堤と宅地嵩上げをまちづくり等と連携して完成させる。
 また、遊水地、引堤等に必要な用地確保に着手。県区間では放水路整備や河道掘削等を推進。流水型ダム、市房ダム再開発の調査・検討に着手し、進捗を図る。
 令和11年度までの「第2段階」では、人吉地区の河道掘削(拡幅部)と引堤完成。県区間堤防整備、遊水地(支川)の完成を見込み、引き続き流水型ダム、市房ダム再開発の進捗を図るなど10年間で取り組む計画。
 河道掘削は、八代市の坂本地区と鎌瀬地区、球磨村の神瀬地区と一勝地地区、人吉市の5カ所で実施。球磨川の瀬、淵の再生・保全、動植物の生息・生育環境や球磨川を中心として育まれた地域の歴史・文化・景観・川下りやラフティングなど河川の利活用等にも配慮した上で最大限の掘削を実施する。
 また、引堤防は球磨村の渡地区で延長約600㍍で最大幅50㍍程度広げる。具体的な位置については今後詳細に検討した上で事業実施へ向けた調整を行う。輪中堤と宅地嵩上げは八代市から球磨村区間の6地区で治水対策実施後の水位(計画高水位および余裕高相当)を目標に実施する。遊水地は渡地区から水上村までの間で洪水調節効果、事業期間などを総合的に評価し効率的、効果的な箇所で実施。洪水調節容量は約600万㌧を見込んでいる。

●「流水型ダム」工期示さず
 そのほか、「流水型ダム」の洪水調節操作ルールについては、気候変動の影響を考慮するとともに、昨年7月洪水だけでなく過去に球磨川で発生したさまざまな洪水に対して洪水調節効果の確認等も行い、洪水調節能力の最大化や自然環境への影響低減等の観点などから、さらなる調査・検討を踏まえて決定する必要があるとして工期や事業費などは示さなかった。
 市房ダム再開発については、最大放水量を毎秒650㌧から毎秒400㌧に変更した場合の洪水調節効果として推定。施設の改良では放流孔の増設や堤体の嵩上げなどを実施し、下流域の安全性の向上を図る。
 同プロジェクトの水位低下効果は、昨年7月洪水に対して人吉区間の堤防で整備してきた区間については現状もしくは計画の堤防の高さ以下に水位が低下、中流部等の家屋嵩上げ等で整備を実施してきた区間についても一部の区間を除き、おおむね計画高水位および余裕高相当まで水位が低下すると推定している。
 国と県は年度内を目標に流域全体で実施すべき対策を推進するための「球磨川流域治水プロジェクト」を公表する方針。
 緊急治水対策プロジェクトの進め方について蒲島郁夫知事は「非常に包括的で具体的なスケジュールが示された。具体的な策やスケジューリング、予算も近く成立すると思うので準備はできている」「まずは第1段階の完了を目指し、住民が希望している河床掘削や宅地嵩上げを急ぐ。ことしの出水期までにできるだけ早く国や県、流域市町村と連携してやっていくことが大事」と話した。

◎市町村長が意見、要望
 流域市町村長からは、新たな流水型ダムの早期建設や河床掘削、森林整備など各種対策に関して意見や要望が相次いだ。
 川辺川ダム建設促進協会長の森本完一錦町長は、新たな流水型ダムについて「河道掘削や宅地嵩上げは第1段階で完了予定だが、流水型ダムは第2段階以降となっている。他の対策とのタイムラグを少なくするためにもダム建設を急いでほしい」と求めた。
 松岡隼人人吉市長は、復興計画およびまちづくり計画の策定に向けた情報提供、内山慶治山江村長は森林整備や土砂対策、木下丈二五木村長は不足する森林整備員の育成と確保をそれぞれ要望。
 松谷浩一球磨村長は、宅地嵩上げや道路整備等の方針を質問し、尾鷹一範あさぎり町長は「田んぼダム」の整備に積極的に取り組む考えを示した。
 吉松啓一相良村長は、被災した永江地区の堤防などについて方針を聞き、流水型ダムに関しては「ゲートはない方がよいのでは」と投げ掛けた。
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