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農業未来プロジェクト完遂 最終報告会で3年間の成果共有(2026/07/11) (2026/07/11)
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プロジェクトの成果を報告する地元農家
 令和2年7月豪雨からの復興に向けて、同5年から3年にわたって取り組まれてきた「人吉球磨農業未来プロジェクト」が、6月末で完了した。最終日は地元の農家が関係者に成果を報告し、仲間と一緒に明るい未来を夢見ながら幕を閉じた。

 同プロジェクトは、水害後から被災地支援をしてきたたばこ業界大手のフィリップモリスジャパン合同会社(PMJ、コスタス・サルヴァラス社長)=東京都=が令和5年に開始した事業。 
 一般社団法人RCF(藤沢烈代表理事)=東京都=と協働して担い手不足や高齢化など地域農業が直面する課題に対し、行政では介入しづらいソフト面を中心に支援。
 3年間で全20プロジェクトに取り組み、支援金額は計4300万円。作物の生産性向上や作業効率化、ブランディング、農家間のネットワーク形成など、地元農家の意見を取り入れながら取り組んできた。
 同日は、午前中にコスタス社長と小林献一副社長、藤沢代表理事、地元農家4人が県庁を訪れ、木村敬知事にこれまでの取り組みや成果を報告した。
 午後6時からは、人吉市相良町のまち・ひと・しごと総合交流館「くまりば」で成果報告会を開いた。
 松岡隼人市長と球磨地域振興局の中川太介局長があいさつした後、プロジェクトに携わった農家6人が登壇し、それぞれの成果を発表した。
 生産性向上関連では、当時、人吉球磨で初めて露地野菜に産業用ドローンを導入し、薬剤散布作業は約83%削減。全国で被害が深刻化しているジャンボタニシは捕獲器導入によって最大45%の経費削減効果があった。
 また、マルシェ等のイベントへの協働出店、県内の料理人を招いて人吉球磨産の食材の魅力を探るフィールドスタディーツアー、親元就農交流会など各プログラムのまとめを出席者と共有。最後に食事会で親睦を深めた。
 コスタス社長は「プロジェクトを通じて得られた経験や知見が、地域農業の持続的な発展に向けた一助になることを願う」とコメントを発表。
 取り組みを発表した農家は「これからも挑戦を続け、他地域の見本になるよう頑張る」「地域農業が盛り上がり、一人一人の経営力を上げたい」「楽しく農業をやっている姿を子どもたちに見せたい」などと充実した表情で話していた。
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