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五木村と学校法人Co―IU 連携協定結び来年度展開(2026/06/15) (2026/06/15)
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協定を結んだ井上理事長(中央右)ら
 五木村は11日、ことし4月に開学した岐阜県飛騨市に本拠を置く学校法人Co―IU(コー・イノベーション大学)との間で、「教育研究プログラム及びカリキュラムの構築」に関する連携協定を締結した。来年度、学生たちが長期実践型インターンシップを展開することにより、人口900人の村の新たな振興に貢献する。
 同大学は、地域や企業と連携しながら実社会の課題に向き合う4年制の共創学部を設置。1年次は飛騨の本校で学び、2年次以降に全国各地の連携地域に赴いて長期実践型インターンシップ「ボンディングシップ」を展開することが最大の特徴で、五木村がその対象地域に選定された。 同大学のカリキュラム連携地域としては、五木村が全国で17カ所目の拠点となる。
 協定により、双方が相互に連携・協力し、地域課題の解決に向けた取り組みやカリキュラム構築を推進するほか、社会人向け(リカレント生)の受け入れ相談なども盛り込まれた。
 締結式は、五木村役場2階で行われ、同大学から井上博盛理事長、内堀愛恵事務局長・准教授のほか、村側からは木下丈二村長と西龍三郎教育長、土屋望生地域コーディネーターらが同席した。
 木下村長は昭和41年の計画発表から60年目を迎える川辺川ダム問題の歴史を振り返り、「令和2年豪雨を経て流水型ダムを受け入れ、新しい村づくりの形を早く住民に示していこうと国・県・村で取り組んでいる」と現状を説明。人口減少が進む中、「長い目で見れば、若い人たちが来てくれれば村の活性化が始まる。学生の皆さんに来ていただき、一緒になって人間力の高い社会人を育てていければ」と、村の推進する「子どもに夢を、若い人に力を、高齢者に笑顔を」の3つのスローガンを交えて期待を寄せた。
 これに対し、井上理事長は「一過性のボランティアにとどまらず、卒業後も多様な形で村の発展を支え続ける持続可能な関係性を構築したい」と展望を語った。

●校舎改装し滞在拠点に
 締結式後の記者会見では、井上理事長は五木村を選定した最大の理由について「ひとえに木下村長の情熱と、役場の合意があってこそ。人口規模が最も小さい自治体だからこそ、学生が行うチャレンジの『手触り感』があり、自分と向き合う多くの時間を与えてくれる場所だと強く感じた」と回答。今後は年内をめどに学生とのマッチングや具体的なプロジェクト調整を進めていく方針を示した。
 学生の長期滞在に伴う生活面のサポート体制について、木下村長は「義務教育学校の一体型校舎整備に伴い、五木東小学校の校舎を改装して活用する。県立林業大学校や4年制大学の教室、民間スペースを設け、そこでの宿泊も可能になる。年代を超えた学びの場の中に、学生にも入ってもらうことになる」と明かし、校舎を利活用した具体的な滞在・宿泊インフラの受け入れ構想を明らかにした。
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