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五木村でシカを使った新商品続々(2023/09/28) (2023/09/28)
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鹿骨スープを使ったラーメン
 豊かな山々の恵みを受ける五木村では毎年、人口よりも多く捕獲されるシカがジビエ料理や加工品の新商品に活用され、村おこしにつながっている。
 シカ捕獲の実績は、令和元(2019)年が1329頭、同2年1512頭、同3年1371頭、同4年1410頭、同5年(9月1日時点)635頭。
 96%を森林に覆われる同村では令和元年から4年間にわたり、年間の平均捕獲数が1400頭で人口約900人よりも多い。
 捕獲されたシカは、猟友会の有志でつくる野生獣活用部会が川辺川ダム建設計画に伴う水没予定地のシカ解体所で処理。肉や骨はジビエ料理や加工品、最近はペットフードとして人気を集めている。
 同村歴史文化交流館のカフェレストラン「キナイカフェ」では、ジビエ料理として珍しい同村産の鹿骨と球磨産豚骨のスープによる黒ラーメンが初登場。
 魚介や鶏がらスープなども使っており、醤油系のややこってりタイプ。チャーシューや黒マー油も自家製にこだわり、麺はヤマナミ製麺所(大分県)の80種類から厳選したちぢれ麺。
 こだわりはそれだけではなく、「味変」にもみられる。途中から香味を変える「味変」に使われたのが同村特産の柑橘「くねぶ」100%果汁。黒マー油も5段階に揚げ分けたニンニクを使う。1杯880円(村民780円)。
 水、木、金曜日の平日限定とあって、昼休みになると社員や公務員の姿が多くみられる。13日から販売を開始すると、3日間で準備した麺70玉を完売する人気を集めた。11月は休止する。
 22日に訪れた観光客からは「パンチの効いた味が癖になりそう。気になる『味変』は柑橘類のあっさり風味となり、また違った風味が楽しめた」と好評だった。
 田村淳店長(35)は「村にはなく地元の人にも楽しめるメニューとしてラーメンにこだわった。ぜひ、五木村初のラーメンを味わってほしい」と呼び掛けている。
 道の駅「子守唄の里五木」にある観光案内所には、新商品として肉屋の「五木村産シカ肉100%無添加ペットフード」が中旬から販売されている。
 製造元は、八代市で創業120年の老舗食肉卸会社(株)DREAM EARTH。
 犬などのペットフードとして、ヘルシーで栄養素が豊富なシカ肉に着目した。
 「肉屋が本気で作った」と銘打ち、香料や着色料、保存料、添加物など一切不使用のおやつ。
 1センチ角のサイコロ肉がふんだんに入った「シカ肉サイコロ」(100グラム600円、200グラム1000円)と、シカジャーキー(30グラム1000円)の2種類。観光案内所のスタッフは「袋を空ける前から飼い犬が駆け寄ってくるほど“おいシカ”よ」と話す。
 同案内所では、以前から狩猟したシカの角を使った犬のおやつも人気。郡市で購入できるのはここだけ。
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