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九州国立博物館で郡市の“宝と魅力”公開(2024/11/06) (2024/11/06)
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阿弥陀如来三尊像などが展示されている会場
 九州国立博物館(福岡県太宰府市)の特集展示「人吉球磨の玉手箱」が、同博物館で開かれており、縄文土器や相良家文書、阿弥陀如来坐像など60件が一堂に会し、時代を象徴する貴重な文化財が人吉球磨の魅力を広く伝えている。12月15日まで。
 同展は、相良氏が700年以上統治し、日本遺産に認定された人吉球磨地域にスポットを当て、令和2年7月豪雨で被災し修復された文化財も展示することで復興支援につなげようと企画。熊本県内の地域が特集展示されるのは初めて。
 会場は4階の文化交流展示室で、①いにしえの球磨人②相良氏と歩んだ700年③仏と里の信仰④伝えられる文化とくらし―の全4章で構成。国立博物館や市町村、教育委員会、大学、個人等が所蔵している作品を展示中。
 第1・2章の会場となっている第9室には、旧石器時代の石器類や免田式土器、平安時代の須恵器、鬼瓦、才園古墳出土資料、肥後国球磨郡田数領主等目録写等の相良家文書などを展示。
 才園古墳(あさぎり町)の出土品で鏡の背面に金が施された「りゅう金鏡」は極めて珍しく、球磨郡と米良地域を描いた「人吉米良絵図」、相良家文書のうちの「相良氏法度写」(慶應義塾図書館所蔵)は現存する2種類の写しのうち1種類を見ることができる。
 残る第3・4章は第11室が会場で、願成寺(人吉市)所蔵の「阿弥陀如来坐像」、城泉寺阿弥陀堂所蔵の阿弥陀如来三尊像、水害後に修復された真宗禁制の遺物一括(人吉市楽行寺所蔵)のうち「傘仏」「俎板仏」「閂仏」などがある。
 その他、ウンスンカルタや一勝地焼、きじ馬、花手箱、球磨焼酎といった文化を紹介。それぞれの展示物の特徴等をまとめた冊子は約100ページにおよび、「日本でもっとも豊かな隠れ里」と呼ばれる人吉球磨地域の魅力に迫る。
 特別展示を担当した齋部麻矢展示課長は「その時々の物を後世に伝えていこうという気持ちが強い。ここで人吉球磨地域の魅力を感じ、当時の建造物などが残る現地にぜひ足を運んでいただきたい」と話している。

●学芸員のリレー講座も
 期間中のイベントとして、1階エントランスで人吉球磨のパネル展を開催。今月16日に出合宏光学芸員(相良村)、30日には岸田裕一学芸員(人吉市)、手柴智晴学芸員(錦町)、手柴友美子学芸員(人吉市)がリレー講座を担当する。
 さらに、今月24日と来月1日は人吉市出身のタレント・内村光良さんが監督を務める「夏空ダンス」の上映会を予定している。
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