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亡き妻思い札所巡礼 相良三十三観音めぐり(2026/03/21) (2026/03/21)
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亡き妻の供養で参拝する久保さん(左)
 人吉球磨地方に春の訪れを告げる「相良三十三観音めぐり」の春の開帳が、春分の日の20日、33札所(35カ所)のうち32札所(33カ所)で行われた。巡礼路には、来月で発生から10年となる熊本地震で亡くなった妻への思いを胸に、静かに手を合わせる参拝者の姿があった。
 来月で熊本地震から10年を迎える中、水俣市の久保征明さん(84)は、震災関連死で亡くなった妻(当時72)を思い、毎年欠かさずこの地を訪れている。
 観音めぐりが大好きだった妻に、以前はただ付き添うだけだったという久保さん。しかし、妻は震災時の避難や転院を余儀なくされる中で帰らぬ人となった。それから10年、「地域の人たちとふれあうことで、妻を思い出すことができる」と、一人で巡礼を続けている。
 この日、8カ所目として訪れた12番札所の合戦峰観音堂では、顔見知りとなった住民らと交流しながら、静かに観音様に手を合わせた。久保さんは「妻の供養でもあり、当時の妻と一緒に巡った記憶が鮮明によみがえる」と、亡き妻への変わらぬ愛を言葉にした。
 久保さんはこの日、人吉市内に宿泊し、翌21日も残る札所を巡る予定。

●32札所が仏像公開
 江戸時代から続くこの観音信仰は、地域の宝として親しまれてきた。かつては「一斉開帳」と呼ばれていたが、豪雨災害直後は被災や新型コロナウイルスに対する自粛などにより開帳できない札所が相次いだ。そのため、あえて「一斉」の冠を外し「開帳」と呼ぶことで、各札所それぞれのペースに寄り添ってきた経緯がある。
 各所では数日前から住民らが清掃やのぼり旗の準備に奔走。春日和の下、参拝者に漬物やお茶を振る舞い、地域の歴史を語らう接待も。地域住民の手で守り継がれてきた仏像が一般公開され、詰め掛けた参拝客が静かに手を合わせた。
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