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  • 2019/03/16 (土)
  •  「サクラサク」を無事に迎えた学生はもちろん、そうでない諸君も、まずは節目に一呼吸。好きなことに興じ、気分一新を勧める▼サクラといえば、日本人には魂や心といった表現が適切なほど、身近で思い入れの強いもの。本紙でも複数にわたって開花予想を伝えたが、あす日曜は水上村の湯山温泉桜まつり。数輪の開花でも心を持てば花見は可能▼郡市の開花は20日ごろの予想。淡色の軽い咲き心地は素晴らしく、心待ちにする一方、開花のあとは散るばかり。美しく壮大でありながら、もの悲しさを印象付ける桜吹雪もまたよろし。サクラは日本人の心を離さない▼諸説あるが、サクラの語源は「さ」が早苗や早乙女、皐月などと同じ稲や田の神様を意味し、「くら」は、神が鎮座する所を指すという。以上のことから、サクラとは春になって舞い降りた田の神様が宿る木ということになる。どうりで先人が大切にしてきたわけだ▼入試が終われば次は統一選。昨報どおり錦町議会が解散し4月の選挙へ。郡市では一騎打ちや四つ巴の首長選に加え少数激戦の議員選も待つ。巷の選挙話の花は五分咲きの状況▼未来を見据えた一票で、郡市に花を咲かせましょう!

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