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  • 2026/07/16 (木)
  •  「二兎を追うものは一兎をも得ず」という有名なことわざがある。ご存じのとおり、欲張って2つの成果を追い求めると、結局どちらも逃がしてしまうという戒めに使われる▼由来を調べてみると、戦国時代の中国やヨーロッパから伝わったなど諸説あり、18世紀にロシア語で書かれた文献にも登場しているようだ。日本には同じ意味で「虻蜂とらず」ということわざがあるが、「二兎を追うものは~」が浸透するにつれて使われなくなったという▼このことわざを現代に置き換えてみる。文明が発達し、物があふれて便利になり、近年はAIの性能が飛躍的に向上。一人で複数のことが比較的簡単にできるようになり、二兎どころか三兎、四兎を追うことも難しくないだろう▼以前、会社を立ち上げて売上が軌道に乗ると早々と売却し、次にやりたい会社をつくる人がいるとの話を聞いた。70歳になっても現役で働くことが当たり前になれば、1つの会社で定年まで勤め上げるのは少数派になるかもしれない▼幾つになっても挑戦する姿勢は大切。「よく分からん」と新しいことから逃げず、次の目標を積極的に追い掛け、どちらも成果が得られるよう努力したい。

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