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2026/03/27
(金)
- アメリカとイスラエルがイランに攻撃を始めて早くも1カ月。その情勢とトランプ大統領の発言は日々変化。停戦へ向けてパキスタンを仲介役に15項目の条件を伝えたとはいうが…▼昨年6月にはイランの核関連施設を空爆。ことし1月にはベネズエラを攻撃し大統領と妻を拘束。その成功体験に中間選挙を控えての勇み足だったのか。攻撃により指導者は亡くなったが、イランは反撃を開始。ホルムズ海峡の事実上の封鎖で原油価格は一気に高騰▼郡市でも一時、ガソリン価格が200円台に跳ね上がったが、昨報どおり全国平均価格は6週ぶりに値下がり。それは国が170円台に抑えるための緩和補助の効果だが、考えればわれわれの税金。また、民間備蓄の石油放出に続き、昨日からは国の備蓄放出も始まった▼いずれも無限ではなく、交戦が長期化すれば、財政、産業、生活への影響はさらに深刻なものになる。一度始まれば終結が難しいのが戦争。ロシアとウクライナの戦いも4年が経過。多くの命と国費が費やされ、物価高騰の要因にも▼昨年は戦後80年の節目だったが、恒久平和の願いは届くどころか、大国の力が制する世界の行方に不安が募る。