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  • 2026/03/04 (水)
  •  近年、郡市でも定着してきた「フットパス」。10年ほど前、なじみのない言葉に地域を歩くことと聞き、ウオーキングと混同していた▼フットパスの発祥はイギリスで、歩く意味の「Foot」と小径の「Path」に由来。その地域のありのままの風景を楽しみながら歩くこと▼ウオーキングが歩くのを目的としたスポーツなら、フットパスは地域や人との交流を楽しむ文化活動とも言える。農山村の資源を生かした地域活性化、観光振興面からも広がっている▼先日、人吉市と上球磨で相次いで開催されたが、その目的はそれぞれ異なる。人吉市で開かれたのは、熊本県主催の「熊本フットパス復興プロジェクト」。令和2年7月豪雨の人吉市、熊本地震の益城町、令和7年8月豪雨の美里町と、被災地を歩いて災害の記憶を未来へつなぐことを目指す▼上球磨では、人吉球磨観光地域づくり協議会主催の「くま川鉄道『レール&フットパス』モニターイベント」。全線復旧後の新たな利用促進として鉄道とフットパスの可能性を探るもの▼目的は違えど参加者たちは実に楽しそうだった。歩くことで郡市の新たな魅力も見えてくる。春本番、機会を見つけてぜひ体験を。

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