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  • 2026/02/25 (水)
  •  先日、人吉梅園で開かれた「人吉梅まつり」。昨年は開花が遅れて主役の花がなかったが、ことしは園内各所で白や紅の美しい花が咲き誇り、大勢の来場者が花見を満喫した▼花もさることながら会場で注目を集めていたのが、地元狩猟者の人吉市鳥獣被害対策実施隊7班による「猟師たちのジビエ屋台」。「害獣からジビエへ 里山の課題を旨さに変える」のアピール文や活動状況をパネル展示し、シカやイノシシを使ったジビエ料理を提供▼定番の「猪汁」に「鹿ステーキ」「鹿肉みそ煮込み」、イノシシとシカの合いびき肉を団子にした「ジビエみたらし」を販売。昼前には列ができ、狩猟者たちは対応に追われていたが、鳥獣被害の現状を伝える上で効果があったようだ▼県がまとめた令和6年度の農作物被害額は6億8249万円に上り、前年度より1億4500万円も増加。そのうち郡市は約6000万円でイノシシが半数を占めている。被害軽減には、捕獲推進とともに食材としての利活用も欠かせない▼現在、県内の61店舗では来月6日まで「くまもとジビエ料理フェア」を開催中。最寄りの参加店でおいしく味わい、被害軽減に寄与してみてはいかがだろう。

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