- 2025/02/26 (水)
- 熊本地方気象台が昨日、梅の開花を発表したが、郡市では、あさぎり町上で今季最低の氷点下7.9度を記録するなど春の訪れはまだまだ▼それを実感したのは先日、6年ぶりに開かれた「人吉梅まつり」。会場の人吉梅園はつぼみ状態で、来場者は主役の梅花が見られず残念そうだったが、野外ステージでの音楽演奏や郷土芸能など周囲の自然と一緒に春を満喫できたのでは▼梅園管理組合によると、冷え込みが影響し平年より2週間ほど遅れているという。逆に昨年は暖冬で2月早々に開花。3月の低温と霜害で例年にない不作となり、5月の梅狩り(一般開放)は中止となった▼今後は寒さも和らぎ、梅のつぼみもほころび始めて3月には見頃を迎えると予想。その後も隣接するJR肥薩線の大畑駅はサクラの名所。来月30日には川線復旧・山線早期復興祈念の「さくら祭りコンサート」が予定され、梅まつりに続いてにぎわいそう▼これから春の花が楽しみだが、心配なのは低温や晩霜被害。熊本地方気象台は、平年より19日早く3月1日から霜注意報の発表を始める。3月にはサクラだけでなくナシやモモも開花。影響がないことを願いたい。

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