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2024/09/27
(金)
- 今月21日から郡市で展開されている「秋の全国交通安全運動」。期間は今月末までの10日間で、最終日の30日は「交通死亡事故ゼロを目指す日」となっている▼この時期に行われるのは、日没が早まり、夕暮れから夜間にかけて重大事故が多発。そのため運動の重点に歩行者の反射材用品着用、自動車運転者に早めのライト点灯などが掲げられている▼一方、日中の残暑が和らぐと増えてくるのが二輪車。初夏の5月ともに秋は絶好のツーリングシーズン。昔に比べると全体の事故件数は減ってはきたが、今も死亡事故は絶えない▼郡市で2年前の10月、山江村の九州自動車道上り線で二輪車の男性が転倒し死亡。昨年5月も同じような死亡事故が発生。いずれも淡島トンネル近くの左カーブ、運転者も40歳代と共通していたため記憶に残っている▼低速時は小回りが利く二輪車だが、速度が60キロ以上になると遠心力が増し、カーブ走行時は四輪車よりも外側に膨らむ。路面の状況によってはスリップ転倒も。人吉署管内でことし最初の死亡事故は、先月球磨村で起きた二輪車の事故だった▼秋風を感じる楽しいツーリングが暗転しないよう安全運転を。