HOME>>瀬音

  • 2024/09/02 (月)
  •  国民に多くの感動をもたらしたパリオリンピック、夏の全国高校野球に続き、パリパラリンピックが開幕した。今大会は競泳や陸上、車いすバスケットボールなど22競技549種目を実施。日本選手は海外開催の大会では史上最多の175人が舞台に立つ▼「多様性と調和」を掲げた3年前の東京パラリンピック。57年ぶりの自国開催を機にパラスポーツの魅力を知った。パラリンピックは1948年にロンドンオリンピックと同じ日に、医師ルードヴィッヒ・グッドマン博士の提唱によりロンドン郊外の病院内で開かれたアーチェリーの競技会が起源。第二次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちのリハビリの一環として開かれたという▼郡市内のある放課後等デイサービス事業所では、パラリンピックの競技種目である「ボッチャ」を導入。障害や発達に特性のある就学児が地域の高齢者らとヨーロッパ発祥の「ボッチャ」を楽しみ交流を図っている▼今回のパリパラリンピックでも多様な障害を持つ選手らがさまざまな競技に出場。自らの可能性に挑んでくれるに違いない▼障害の壁を乗り越えパフォーマンスを発揮する選手たちを応援していきたい。

トップへもどる