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2024/07/31
(水)
- 早いものであすから８月。お盆の帰省ラッシュを避けて一足早く夏季休暇の人もいるだろう。公共交通や高速道路などの利用増加に伴い心配になるのが不測の事故▼先週２６日に山江村の九州自動車道上り線、柚木河内トンネル内で起きた車両火災。幸いけが人はいなかったが上下線とも通行止めとなり、解除されたのは上り線が約１１時間後、下り線は約６時間半後。人吉市や球磨村の国道２１９号は迂回車の渋滞が続いた▼複数の同僚がこの混乱に巻き込まれ、人吉市から八代市まで３時間を要したという。また、別の同僚は、熊本市からの帰路に県道宮原五木線の大通峠越えを選択するなど、多くの人が影響を受けた▼郡市の北への動脈路を考えると、九州自動車道と国道２１９号だけでは不安。第３の路線として可能性は県道宮原五木線か。ただ、大通峠から八代市側へ下る区間は、ループはあるもののカーブと狭小箇所の多い山道。減速を余儀なくされ、大型バスの通行もままならない▼４月に開かれた五木村民集会では、峠を回避するトンネル整備を求める声が多く上がった。同村の振興のみならず、自然の中を快走できる観光路線としてさらなる改良を。
