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  • 2022/11/29 (火)
  •  風邪とインフルエンザに加え、年末年始の繁忙期が新型コロナ第8波と重複しそうな気配。予防手段は限られるが、まずはバランスの取れた食事と十分な睡眠など規則正しい生活実践が肝要だ▼予防では宮城県の養豚場が緑茶から抽出した“カテキン”類の混入水を豚舎天井から直接噴霧しインフルエンザへの効用を検証したら抗体数が減少したという。さらに噴霧を止めると1カ月で増加に転じたとの大手紙の情報を、あるサイトで知った▼1世帯あたりの緑茶購入額が全国平均の約2倍におよぶ静岡県は6年前、小中学生を対象の“お茶愛飲条例”を制定。これに合わせ蛇口をひねれば冷茶が出る給茶機などを設置している。茶所ならではのユニークな取り組みは、生産農家支援と若年層を含めた飲茶文化の向上に貢献し一挙両得▼京都府立医大のグループは、お茶に含まれるカテキン類が新型コロナウイルスの細胞への感染能力を低下させる効果を確認済み。そしてお茶は飲んでよし、また茶殻は佃煮ほか粉末にし料理や菓子に使えば栄養素だって充実する▼茶葉の品質で全国に名をとどろかす郡市には個性的な専門家がそろう。何かできそうだ。

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