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  • 2022/11/28 (月)
  •  読者と話をすると、「新聞が届いて真っ先に読むのは『瀬音』です」とよく言われる。お世辞半分だと思うが、担当している者の一人としては、とてもうれしい▼それとともに、ちまたの話題になるような裏話の提供や一歩踏み込んだ問題提起がひと頃より少なくなったように感じるとの指摘も多々受ける。とても反省しなければいけない点だと思っている。しかし、持って生まれた非才だけは隠しようがない▼『瀬音』は一般記事と違って担当者の個性やセンスが色濃く出る。それだけに幅広い視野、鋭い感覚が要求されるだけに日々の研さんは欠かせない。視点の偏りを防ぐ狙いから『瀬音』の担当者は複数制をとっている。複数の切り口がある反面、逆に不統一をさらけ出すという負い目もないではない▼『瀬音』に限らず一般記事の内容についても読者の反応はたえず記者には伝わり、強い刺激となって返ってくる。それだけに無責任な書きっ放しはできない。各記者とも誠心誠意を持って各記事を執筆している▼これからも読者が何を知りたがっているのか、素朴な問題意識を持って読者とのキャッチボールを欠かさないように『瀬音』や記事の執筆に心掛けたい。

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