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2022/11/24
(木)
- ことしもあと１週間で師走入り。少々気は早いが新年までの実質的な出勤日数は短い所で正味２５日。加齢と比例し月日の早さは確実に増加の一途▼師走の接近を特に匂わせるのがクリスマスで、年甲斐もなくあの伝統的な色柄と華やかさに心躍る。子が育ち、プレゼントに頭を悩ますことはないがツリーとケーキは必須。家族との思い出とともにささやかで厳かな夜が恒例▼クリスマスといえばイルミネーションだろう。水害と自粛で一時は減少した郡市だが庭先のライトアップがまた増えてきた。この様子を眺めながら日本人の受容性の高さに感心する。文化庁の資料によると国民信者内訳は約４８％が神道系で４６％が仏教、キリスト教系はわずか１％ほど▼ひと昔前に過激な表現の書籍も売れたが、初詣を加味し日本人は無節操と自虐する論評がある。個人的にはこの高い受容性は旺盛な好奇心があればこそ、商業主義的行事への偏重嗜好も平和故だ。無思慮な否定はすなわち政治と経済、さらにそれを許容するわれわれ国民の責すら問うことになぜ気付けないのか▼愚痴はさておき、昨晩のサッカーワールドカップと同様、期待ふくらみ気の急くシーズンインとなる。
