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2022/11/22
(火)
- 自動車免許の更新に伴い過日、警察署で一般運転者講習を受講した。直近３年間で違反がなかったら優良運転者として３０分の講習ですんだのだが、踏切不停止等で違反１回。しかし、６０分の講習では意義深い話を聞くことができた▼講師の説明によると、昨年の県内の交通事故は３１８８件、死者数が３９人、負傷者数は３９３６人。ここ数年は新型コロナウイルス禍で人や車の流れが減ったこともあり、交通事故も減少傾向にあったというが、ことしは人や車の動きが戻り増加に転じているという▼交通事故の主な原因は、安全不確認が２５.２％、前方不注意が２１.１％。自動車乗車中の事故ではシートベルトをきちんと装着していれば助かった命もあったという▼県内の交通事故の約１５％が自転車に関係した事故。今後も自転車の利用者が関係した事故の増加が懸念されることから車が少ない道こそ自転車に注意▼交通事故は一瞬にして人々の生活や人生を一変させる。全国的にもドライバーの気の緩みや法令違反による悲惨な事故が後を絶たない▼道路は公共の場。ドライバーには重い責任があることを意識し、思いやりと譲り合いの運転を常に心掛けたい。
