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  • 2022/10/27 (木)
  •  外に一歩踏み出せば分かる秋の深まり。日中の日なたも真夏のそれよりはるかに過ごしやすく、郡市ではランナーやウオーカーがさらに増えた感あり▼スポーツの秋故に運動自体は結構なこと。しかし12月の冬至までは日の入りも早まり、都市部と比較し極端に街灯の少ない郡市では足元もおぼつかず、十分な注意が不可欠だろう。ところで運動時の注意点は決して環境に限らず身体面でも該当する。突然死だ▼約25年前と少々古いが、日本心臓財団の情報では突然死の発病状態のトップは就寝中(全体の33.6%)、次が入浴中(10.7%)で、運動中はわずか1.1%に過ぎないが、40歳以上60歳未満の場合、単位時間を加味した危険率は4.1と最も高くなり要注意だ▼運動といえば中高年でも楽しめるゴルフ。最近、知己の友や息子に触発されて再び興味が湧く。はるか昔、早朝スタートの際に亡父が入念な準備運動を指示。理由を尋ねたらスタートの第1打目は心筋梗塞の発生率が高いから。特に気温が下がるこれからの季節こそ用心▼既往症ありならばなおさら羹に懲りてなますを吹きそうだが、十分な注意の下の運動は大切だ。ただし無理は禁物。

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