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2022/05/27
(金)
- 最近、テレビニュースでも話題が尽きない隣国が慌ただしさを増している。言わずと知れた北朝鮮のことだ。同国は現在、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、対応が心配されている▼そんな中、２５日には弾道ミサイルを３発発射した。ことしに入り巡航ミサイルを含めて１６回目で回数が急増。今回は日米韓の首脳が強化を確認した「拡大防止」政策などへの反発とみられるというが、国際社会を脅かす挑発的行動はいかなることがあっても許されない▼さらに、北朝鮮は核実験の準備も進めているとみられ、脅威が高まる。国際秩序を乱してまで暴挙に出ようとする意図は到底理解できないし、争いを起こしかねないことは絶対に阻止しなければならない▼もしもだが、争いが起こった場合、米軍基地が点在する日本はミサイルなどの標的にさらされる可能性が多々ある。有事のことを考えると、日本としても同盟国である米韓とともに「抑止力」の強化を図るしかなかろう▼それとともに、北朝鮮を追い込み孤立させてしまうと何をしでかすか分からない。これまで同様行動に目を光らせ、対話の機会を模索する努力も必要だ。脅威を取り除くためにも。
