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2022/05/21
(土)
- 心踊る楽しい計画もないのに、時間を設定した「目覚まし時計」よりも早く起き始めたのはいつのころからだろう▼起きるのがつらく二度寝、三度寝もできた若いころ、今では目覚まし時計を“起こす”側の「目覚まし人間」。ベル音で起きる日も以前より増えて大分改善はされたが、思い起こせば30歳前半からだからもう10年以上か▼床に就くのも早くなり、入眠はとても鋭くなった。ただ、目が覚めるのは夜中の2時や3時、ひどい時には日をまたぐ前。再び寝ようにも寝つけない。禁煙が始まりだったと記憶するが、加齢と日々のストレス、不安もあるだろう▼さて、収束の気配すらない新型コロナ禍。感染症対策用マスクは当たり前の世になったが、見えない表情から喜怒哀楽を読み解き、考えや思いを察することは難しい。顔見知りなのに顔を見たことがない人も増えた▼頻繁に行動を共にし時を忘れたようにさまざまに語り遊んだ友人と会う機会も激減。ストレスを発散させ寂しさを埋めていた「飲み行こか」「遊びこんね」から始まる集い語らう場はメンタルケアや変化に気づく大事な機会になっていたのだろう。2人の芸能人の訃報にふれて強く感じている。