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  • 2022/05/09 (月)
  •  1等3億円と前後賞合わせて5億円のドリームジャンボ、1等3000万円と前後賞合わせて5000万円のドリームジャンボミニの全国自治宝くじの販売が、6日から始まった。「一獲千金」を夢見る者は、今回も数多かろう▼宝くじは、地方財政の調達を図るのが目的で、昭和21年10月に初めて発売された。当時は1枚10円で1等10万円、別賞として純綿50ヤール、宝くじ4枚でたばこ10本などの賞金・賞品だったという▼その後、年を追うごとに人気は上昇し、同47年7月には史上初の2000万円宝くじ(1等800万円)が売り出され、今では賞金もグレードアップ。購入者の射幸心も増すばかりで、売り場では発売初日や大安の日には縁起を担ぐ人たちの長蛇の列ができるほどだ▼宝くじやパチンコの人気が高い背景には、少しでも臨時収入を得て、生活を良くしたいという庶民の心の表れだろう。それだけ生活が厳しくなってきているだけに、あえて“夢”を買い求めるのかもしれない▼郡市民の所得を向上させる方策はないものだろうか?と思っている人は大勢いる。今すぐできそうもないので、当たることを切に願って宝くじを買い続けたい。

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