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2021/11/25
(木)
- 「仕事の善し悪しは段取りで決まる」「段取り八分、仕事二分」。大学卒業と同時に就職したイベント会社で、当時の上司から徹底的にたたき込まれた▼「段取り…」は、仕事の事前準備の大切さを説く格言。事前にきちんとした段取りさえしておけば、仕事の８割は完了したも同然という意味だ▼仕事に取りかかる前に具体的に仕事を進める手順を決めておけば、仕事の質とスピードは格段に向上。仕事の目的を達成するためには、段取りは欠かせない▼当時、勤めていた会社ではイベント間近になると、会社のソファーで寝泊まり。自宅には着替えを取りに帰るだけという日々が続いたが、先輩たちの仕事ぶりを一日も早く盗もうと必死だった。イベント終了後に仲間たちと明け方まで飲み明かしたのも今となっては懐かしい思い出▼いくら周到に準備していても仕事には大なり小なりのトラブルはつきもの。段取りの大切さを教えてもらったが故に少々の予定変更には動じなくなった。その経験は新聞記者となった身にも生かされていると実感する▼人生に無駄な時間や経験はない。これからも読者の皆さまに有益な情報をいち早く届けるため段取り力を高めたい。
