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  • 2021/09/27 (月)
  •  自民党総裁選は、29日の投開票へ向けて終盤に入り、佳境を迎えている。立候補した河野太郎行政改革相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は連日、政策討論に出席。その模様がテレビ放映されるなど注目度が高い▼「次の首相」を決める総裁選だけに郡市民の関心も高く、「派閥を意識してかトーンダウンし、忖度した点も透けて見える」「次期衆院選に向けて耳ざわりの良いことを言っているようにしか見受けられない」「党を刷新できるのか疑問」など厳しい声も▼総裁選の中、各党は次期衆院選に向けて次々と公約を発表。公明党は0歳から高校3年生まで一律一人10万円相当の「未来応援給付」。立憲民主党はコロナ禍での経済低迷を受け、時限的に「消費税率を5%引き下げる」。共産党は「生活に困っている人に一律10万円を支給する」などの考えを示し、国民から支持拡大を図る▼注目の臨時国会は10月4日に召集され、衆参両院の首相指名選挙で第100代首相が選ばれる見通し。その後、来月中旬以降に解散総選挙が行われる可能性が大。それに向けて一挙に選挙ムードが高まりそうだ。国政から目が離せない。

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