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  • 2021/04/27 (火)
  •  ことし最初の選挙の相良村議会議員選挙が終了。詳しい内容は昨日の小紙で報じたが、現職2人と新人の計3人が苦杯をなめた▼今回は当初から、前村長の元職や30歳代の若い新人が立候補するなど村内外から注目を集めた。期日前投票は初日から順調で、4日間で1137人と前回(平成29年)を241人上回り、投票率も1.54ポイント上昇の81.68%と関心の高さを裏付けた▼終盤には、候補者が選挙カーを降りて各集落を歩きながら支持を訴える“どぶ板選挙”や、街頭演説で公約を披れきするなど必死に村内を動き回り盛り上げを図りながら「票固め」や「上積み」を図った▼村民たちは「元職がどれだけ票を取るのか注目だ」「新人らの票の出方に関心がある」と話すとともに、「下位争いがし烈になってきている。油断すると落ちる」と分析する人もいるなど、盛り上がっていたころの選挙を思い出した▼当選した10人の新選良は今後4年間、村執行部と一緒になって村政発展の仕事を担うわけだが、いがみ合うのではなく協調も必要。同村も昨年の7月豪雨からの復旧・復興が何よりも優先されることだろう。それに向け汗を流すことを村民は願っている。

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