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  • 2021/04/20 (火)
  •  きょうは二十四節気の一つ、春雨が降って百穀を潤す“穀雨”。そういえば、先週末の雨上がりの朝は心なしか木々の新緑が映え、生命の息吹を感じた。“新”という響きには希望を連想する▼きょうからの数日間、最高気温は夏日が続く予報。春最後の節気だけあって、穀雨を過ぎて気温も上がれば田畑の新たな芽生えに期待したくなる。まさに次節季の“立夏”に向けて季節は夏へと変化する▼変化といえばきょう、任期満了に伴う“相良村議選”が告示された。本日正午現在、定数10人に対し当初の予想どおり現職8人、新人4人、元職1人の計13人が立候補した。投開票の25日に当確する選良は誰だろうか▼選良とは、大辞林では「すぐれた人物を選び出すこと。また、その選ばれた人。特に代議士をいう」とある。国内自治体の政治倫理に絡む条例では「使命」や「良心」「倫理観」などが並ぶ。要は住民に率先した清廉で高尚な人物であるべきということ▼先の水害でも被災した同村。復興の過程に出てきた流水型ダムの建設話。14年続けて水質日本一を誇る清流を抱え村民を含めた課題となろう。また昨春に4票差で涙した前村長の出馬でも注目度は高い。

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