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  • 2026/10/08 (木)
  •  最近、よく耳にする「○○キャンセル界隈」。日常的に当然とされる行為をあえてやらないことに共感や仲間意識を得る“文化”らしい。例えば「風呂キャンセル界隈」などに使う▼ある取材で「育成キャンセル界隈」なる言葉を初めて聞いた。部下の育成を諦めてしまった上司、管理職が自虐的なニュアンスを込めて表現したものらしい。調べるとSNSやテレビ番組が出典として出てきた▼背景には「自分でやった方が早い」という意見と、深刻なのが「ハラスメント」に対する懸念。相手がどう思うか考えると注意できない、踏み込めない。ハラスメントの指摘を恐れて関われない▼若いうちに身に付けるべきことを教わらないまま2年、3年、10年…先では管理職になるかもしれない。入社直後、当時の社長から「分からないままにしておくことは将来を狭める残念なこと」と言われたのを思い出す▼中堅世代、気になるのは「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」。暴言だけでなく、無言や舌打ち、ため息や威圧的な態度など。先輩からいただいたものを後輩に還元しつつ、今なお研さん途上の教わる立場としても、話しやすい雰囲気づくりと言動は常に省みたい。

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