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2026/03/19
(木)
- 残念な結果だったが先のWBCが口火となり、野球シーズンイン。きょう開幕の春の甲子園は、野球ファンならずとも楽しみなイベントだ。WBCと違い地上波だから、あまねく視聴可能でひと安心▼昨秋の“神宮制覇”の恩恵と21世紀枠で、今大会の九州勢は12年ぶりの全6チーム。問答無用で地元、熊本工業ほか神宮勝者の九国大付や神村に長崎日大、個人的には長崎西にエール。なるほど沖縄尚学を含めたら全6チームでコンプリートか。すなわちみな頑張れとなる▼勝ち負けを争うのが勝負ならば、勝者と敗者の存在は当然だ。先のWBCではSNS上で選手らへの誹謗中傷が問題化。期待と比例した落胆の大きさだが行き過ぎだ。“負けに不思議の負けなし”だから、3年後に向けて選手とチームが糧にすればよいだけ。身勝手な感情発散はむしろ迷惑だ▼高校野球、特に夏の大会では敗戦時、選手に保護者ら関係者が涙する。そこに個人攻撃の感情はなく、3年間の記憶が去来し悲しさと融合、一種の成就感と気力喪失を伴う感情に包まれたことがある▼まずはけがなく精いっぱい、悔いを残さずプレーができれば上等。その結果、勝てたら上々なのだ。熱戦に期待。