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  • 2026/02/09 (月)
  •  衆院選投票日の8日、寒さの中で投票所に足を運ぶと大勢の人が続々と訪れていた▼年末からの村政混乱に伴う球磨村の村長、村議会のダブル選挙でことしは始まり、息つく間もなく公示された衆院選。年始から相次ぐ選挙に戸惑いもあったはずだ。しかし、投票所の光景は、有権者が地域の行く末を案じ、自らの意思を一票に託そうとする熱意の表れに他ならない▼人吉球磨は今、令和2年7月豪雨からの復興、令和9年度着工予定の流水型ダムなど、将来を左右する重大な岐路にある。誰を選び、どのような政策を支持するか。投じられた一票の集積こそが、復興のスピードを決め、地域の未来図を描く。その重みを改めてかみしめたい▼選挙は「祭り」が終われば済むものではない。夏には山江村長選、来春には人吉市長選などの統一地方選が控える。私たちができる最大の政治参加は、投票所に足を運ぶことにとどまらず、選ばれた代表が公約を果たしているか、厳しい目を向け続けることだ▼寒空の下で投じられた一票一票が、温かい希望の春を呼ぶ力となる。政治を諦めず、関心を持ち続けること。それが、確かな復興への近道であると信じたい。

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