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2025/11/26
(水)
- 大分市佐賀関で大規模火災が発生して1週間が経過した。避難所には家を失った69世帯、108人が身を寄せているが、今後の生活再建への不安と慣れない避難所生活に心身ともに疲れているだろう▼そうした中、温泉県・大分ならではの取り組みとして、避難所横に移動型温泉施設が設置され、昨日から利用が始まった。温泉を運んでかけ流しで提供しており、避難者を癒やしてくれるに違いない▼温泉でなくても家の風呂に入るだけで健康維持やリラックス効果があるのはご承知のとおり。きょう11月26日は、数字の語呂合わせから「いい風呂の日」。制定したのは、入浴剤メーカーでつくる日本浴用剤工業会▼昭和の時代、入浴剤といえば「バスクリン」や「六一〇(ムトウ)ハップ」。少し入れるだけで無色透明の風呂の水が鮮やかな緑色、硫黄泉のように白濁。子どものころ、その変化が楽しかったのを思い出す▼「六一〇ハップ」は諸事情で製造中止となって久しいが、現在では保温や保湿、リラックス効果をより高める香りや炭酸などの多種多様な入浴剤が商品化されている▼何かとストレスがたまりやすい現代社会。入浴剤を活用し、冷えた体を温めながら解消を。