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2025/04/16
(水)
- 昨日告示された相良村の村議会議員選挙。定数10に対し現、新、元職の計11人が立候補。5日間の選挙戦が始まった▼今回を含め近年の町村議選で多いのが、無投票か1人オーバーの少数激戦。その背景には、以前から取り沙汰されている議員のなり手不足がある。そのため世代交代が進まず、議員の高齢化が目立つ▼相良村の候補者の年齢層を見ると、60歳代以上が9人で30歳代が2人。40、50歳代がいないのが少々気になる。若い世代が立候補をためらう一因に議員報酬だけでは生活できない現実も。7月には五木村も村議選(定数8)を控えているが、若手は現れるのだろうか▼同じく7月は参議院議員選挙も。熊本選挙区には、3選を目指す自民党現職の馬場成志氏、参政党新人の山口誠太郎氏が名乗りを上げているが、野党第1党の立憲民主党は、候補者選びが難航、決定に至っていない。知名度のある人物なら短期決戦も可能だが、公示までの時間は残り少ない。支持する労働組合関係者からは「どうなっているのか」と不満の声も▼無投票、限られた候補者では、有権者の政治への関心は下がり、投票率低下につながる。国政の動きとともに参院選にも注目を。