- 2025/04/12 (土)
- 季節は春。桜シーズンを過ぎれば新緑が目にまぶしく、気分爽快は毎年のこと。子どもたちのランドセルの色合いも幅広く、春めく色彩に心躍る▼カラーセラピストや同コーディネーター、およそ100年前にはカラーマーケティングの手法が存在している。このとおり色彩の心理的作用は周知だが、確かに日々の衣装選びや衣食住の色合いで気分も変わりそう。そして色には感情があるとも▼色といえば赤、青、グレーの3色をイメージカラーの大阪・関西万博があす開幕する。建設費高騰にパビリオンの完成遅れ、メタンなど環境不安要素が指摘され、別の意味で注目された見切り発車感は否めない。ちなみに高額の食事にスマホ充電箇所の少なさ、異常な混雑ぶりはテストランを経験した知人の弁▼158の国と地域が参加する今回はテーマに沿ったそれぞれのカラーにあふれ、石破首相の弁を借りればワクワクドキドキするそうだ。個人的には興味も湧くが昨今の物価高と旅費を思えば厳しい。身近なカラー、たとえば郡市では菜の花やシャクナゲにツツジほか、県北で泳ぐ色鮮やかなこいのぼり鑑賞もよさそう▼鮮緑に花萌葱の映える4月である。

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