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  • 2023/05/31 (水)
  •  きょう31日は「世界禁煙デー」。喫煙や受動喫煙が健康に与える影響を受け、平成元年にWHO(世界保健機関)が制定。日本では6月6日までを「禁煙週間」とし啓発活動を展開。愛煙家には肩身の狭い日々か▼昭和の時代、たばこは酒とともに大人の嗜みとして吸う人が多かった。当時の本社編集室では、締め切り時間が近づくと先輩記者たちの喫煙本数も増加。室内に紫煙の雲が浮かんでいたのを思い出す▼時代とともに喫煙環境は規制が進んで大きく変化。今では社内に喫煙室が設定されて分煙化、たばこの広告は姿を消し、従来の巻きたばこに加え煙の出ない加熱式たばこ、電子たばこも登場。吸わない身としては、その味を含めて未知の世界▼度重なる増税で価格は上がり続け、その6割は税金で占められているが、国や地方の貴重な税収となっている。現在、収穫期を迎えている原料の葉たばこは、郡市の農業の基幹作物として県内最大の産地を誇る▼しかし、平成14年に793ヘクタールだった耕作面積は年々減り続け、ことしは335ヘクタールと半分以下。それだけ需要、つまり喫煙者の減少を表している。たばこを巡る功罪とこれからを考える日に。

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