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  • 2022/09/22 (木)
  •  あす23日の「秋分の日」は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。戦前は「秋季皇霊祭」と呼ばれていたが、昭和23年の国民の祝日に関する法律が施行されたのを機に改名され、祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日として定着。先祖供養のために墓参りへ行く人も多いだろう▼車を走らせると、土手や田んぼ沿いにヒガンバナを見かけるようになった。この時季に鮮やかな赤い花が1週間ほど咲くとあって人々の目を引く。ヒマワリやサクラと同じく、季節の変わり目を感じさせる風物詩。徒歩で外出する機会が少ない人はウオーキングがてら見物してみてはいかが▼「暑さ寒さも彼岸まで」という諺のとおり、ここ数日涼しい日が続き、朝夕は肌寒さを感じるように。衣替えはまだ済ませていないが、昨夜は夜中に目が覚めて薄手の毛布を引っ張り出した。過ごしやすくなった反面、体調を崩しやすい時季でもある。日ごろの体調管理には十分注意を▼芸術やスポーツ、味覚と秋ならではの魅力がたくさんある。個人的にはサンマ、マツタケなどに代表される秋の味覚が最大の楽しみ。普段は食べないが、ことしはクリやサツマイモなどのスイーツを中心に楽しもうか。

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