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  • 2020/05/26 (火)
  •  市民らの意見や要望をまとめた人吉市役所「ひらめき箱」のつづりを久しぶりに拝見。昨年11月分の「庁内ですれ違うとき、職員はしらんぷり。プライドが…」の厳しい意見が再び目に留まる▼私的には、ずっと以前に比し市民サービスは段違いに向上し、職員とのすれ違いの挨拶や黙礼は心地よい。「挨拶は社会人として接遇マナーの基本。不愉快にさせたことをお詫びしたい。全職員が今一度初心に戻り、挨拶の励行に努める」の回答どおり、その後の改善指導の効果でもあろうか▼ひらめき箱用の意見を書き込む用紙と平成26年度からの対応状況のつづりはカルチャーパレス、西間両庁舎の入り口に置いてある。過去の多彩な声と回答を読むことができ、待ち時間の退屈しのぎにも格好▼今月初旬に見たら最新の記入は昨年12月分。書くより言った方が早いのか、コロナ禍でそれどころではないのか、この5カ月はゼロ。担当職員のつづり忘れでは決してないと思う▼市政に対して苦情や注文もないのなら幸いなことだが、国難、市難の今だからこそ、ひらめき箱の出番でもあろう。誹謗、中傷、公序良俗に反しない限りで行政への要望、苦情など活用を再度勧めたい。

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