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2026/05/07
(木)
- 家族や親戚、近隣住民との関係の希薄化が進む昨今。社会からほぼ完全に孤立した状態で亡くなる「孤立死」が増加している。内閣府の発表によると、令和7年に「孤立死」で亡くなった人は推計で2万2222人だった▼全体のうち男性が8割を占め、65歳以上の高齢者が全体の7割に達した。特徴としては、ご遺体が数週間から数カ月後に発見されることが多く、発見までの期間が「孤独死」より長いことが指標となる▼推計では75~79歳が最多。15歳未満は男女ともにゼロだったが、誰にもみとられずに発見が遅れる「孤独死」は、10代や20代という若い世代でも発生しているという▼「孤立死」や「孤独死」を防ぐには、人との交流やつながりが重要なことは言わずもがな。サロンや催しなどを通した地域コミュニティーの構築は各自治体でも力を入れる。人間関係の希薄化が進み、仮に地域社会で孤立していてもスマートフォンやインターネットが普及した現代社会では、デジタルを活用することで人と人とが簡単につながることができる▼住民同士の支え合いや助け合いはもちろんだが、さまざまなツールが実装され「孤立死」がなくなる社会の実現を願う。