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2026/04/08
(水)
- 昨日夜、会見した高市首相は、今後の石油供給について年を越えて確保のめどがついたと説明し、国民の不安払拭に努めた▼物価高騰に苦しんでいる矢先のアメリカとイスラエルのイラン攻撃。大国の大統領とは思えない言動は交渉というより脅し。争いが長期化すれば原油価格上昇は免れない。2週間の停戦合意の一報は入ってきたが…▼イラク攻撃が始まった当初、郡市でもガソリン価格が200円台に上昇。給油量を制限するスタンドに駆け込み給油も見られた。170円台への抑制、備蓄石油放出も始まって落ち着いているが、年明けのめどとはいつまでなのか▼原油に限らず多くの資源を外国からの輸入に依存している日本。郡市の基幹産業の農業も農業機械や施設園芸の加温機に石油は欠かせず、ビニール、化学肥料などの生産資材、畜産の飼料と多岐にわたる。今回のように有事による影響は、生産者だけでなく消費者を直撃するのは自明の理▼特に日本の食料自給率はカロリーベースで38%。先月、人吉市で開かれた「令和の百姓一揆」。「農業は産業ではなく安全保障」の言葉が頭に残る。世界が軍拡に向かう中、農と食の大切さに目を向けたい。