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多良木町の大神さん　錦町の空襲、記憶鮮明に(2025/08/13)

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戦争を語る大神さん
　８月１５日は終戦から８０年を迎える特別な日。戦争体験者が少なくなる一方、世界各地で紛争や内乱が絶えない今、戦争体験者の貴重な証言は単なる過去の記録ではなく、現代を生きる私たち、未来を担う世代にとって、戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和がいかにかけがえのないものであるかを、直接訴えかける「生きたメッセージ」になる。
　戦後８０年という節目を迎え、戦時中の少女時代の記憶と向き合う女性がいる。錦町一武福島に生まれた多良木町久米の大神育さん（８８）＝旧姓・桑原＝は、９歳で終戦を迎え、幼少期を戦争の真っただ中で過ごした。...
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