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松村氏ノーベル賞逃す　県内初の快挙持ち越し(2016/10/06)

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　化学分野で顕著な功績がある人に贈られる「ノーベル化学賞」の発表が５日に行われ、候補に挙がっていた人吉市出身で国立がん研究センター新薬開発分野長の松村保広氏（６１）の受賞はならなかった。市内で吉報を待っていた同級生からは「来年こそ」と今後に期待する声が上がった。

　松村氏は、中原小学校から人吉第二中学校に進み、人吉高校を卒業後、熊本大学医学部に進学。イギリス・オックスフォード大学などを経て、平成６年から同研究センターでがん治療や新薬開発などを研究している。
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