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球磨川豪雨検証結果まとめ③(2020/10/10)
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川辺川ダムの水位低減効果(人吉市街部)
【仮に川辺川ダムが存在した場合の効果】
 従来から検討してきた貯留型ダムの洪水調節ルール(河川整備基本方針検討時のルール)を用いて、仮に川辺川ダムが存在した場合の効果を算定したところ、人吉地点のピーク流量は今次洪水の毎秒約7400㌧(市房ダム洪水調節後、上流での氾濫がなかった場合の推定流量)から毎秒約2600㌧低減し、毎秒約4800㌧となることを確認。「ダムによらない治水を検討する場」での治水対策や、「球磨川治水対策協議会」で検討していた治水対策を実施した場合よりも流量の低減効果は大きいが、計画高水流量(毎秒約4000㌧)は上回る。

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