土曜レポート
400年の時超え実証 丸目蔵人キリシタン説(2026/05/30)
錦町が生んだ戦国の剣豪、タイ捨流開祖・丸目蔵人(1540~1629年)が、キリスト教徒であった客観的事実を示す史料がイタリアで確認された。1621年にナポリで出版されたイエズス会の報告書に、「パオロ・マルメ」という名のキリスト教徒が球磨に居住し、剣術の達人として活動していたとの記述が見つかった。人吉市の郷土史家・益田啓三さんと八代市の兵法タイ捨流龍泉館は、記述内容の合致からこの人物を丸目蔵人と断定。相良領内で存在が公的に確認された最初のキリスト教徒が蔵人である可能性が高まっている。