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湯前町の湯前城跡「二重の堀切」姿現す(2025/01/09)

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整備された湯前城跡の「二重の堀切」
 湯前町の湯前城跡に建立された里宮神社で、戦国時代の中世城だった湯前城跡に残る遺構の“見える化”が進んでいる。昨年末には本丸近くの森に隠れていた長さ200メートル、深さ4メートルに及ぶ「二重の堀切」の長さ130メートルが整備を終え、当時の姿を現した。
 湯前城は球磨川と都川に挟まれた台地に築かれた中世の山城。南北の2つの川、台地の急峻な崖の天然の守りに加え、西に「二重の堀切」、東にひな壇状に帯のように細長く延びる帯曲輪を設けた堅固な丘城として、相良家の二大支城の一つ。しかし、城の地名を残すのみで遺構は広がる森の中に眠っていた。...
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