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母の墓石に金箔文字 「権力の証し」400年経て現存(2021/11/24)

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墓石の金箔を確認する益田さん
 人吉藩の重臣として知られる相良清兵衛(1567~1655年)の母の墓石でこのほど、金箔文字が確認された。妻の墓石に続いて2基目となり、郷土史家の益田啓三さん(72)は「この時代に金箔を塗るのは清兵衛が権力を持っていた証し」とみている。
 清兵衛は、相良家20代の長毎、21代の頼寛に仕えながら権力者となったが、独断的振る舞いから頼寛が幕府に訴えて津軽藩に流罪となり88歳で生涯を閉じた。寛永17(1640)年7月7日の「御下の乱」では、清兵衛一族121人が人吉城内の屋敷に立てこもって反乱した末、自害、殺傷されるという事件となった。...
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