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ダム以外の治水対策を 可動式止水壁など要望へ(2025/06/07) (2025/06/07)
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ダムによらない治水を学ぶ会員たち
 ダムによらない復旧・復興を求める人吉・球磨の会(林通親代表)は1日、人吉市カルチャーパレスで総会を開き、今後の活動方針としてダム以外の治水対策に、市街地の景観と人を守る可動式止水壁などを求めていくことを決めた。
 同会は2022年、流水型ダムの建設に反対する球磨川流域の住民を中心に発足。昨年から毎月第1日曜日に人吉市街地の交差点でダム反対の街頭活動を続け、ことしからは「豪雨災害の聞き取り&集い」と題した被災地区での聞き取りを始めており、同市下原田町瓜生田、下林町仮屋、温泉町の3カ所では活動に賛同する声が相次いだという。
 議事は今後の活動方針案と水害防止案の提案の2件。会員ら約50人が出席した。
 林代表は「梅雨がきた。雨が強く降ると不安になる。あれから5年を迎えるが、治水対策が進んだ実感があれば梅雨に不安を感じることはないはず。10年後にダムができれば大丈夫というが、ダムの効果は限定的。困難を抱えながら住民の声を届ける活動を続けている」とあいさつ。
 今後の活動方針について①ダムによらない取り組みの具体的対案の周知②夏から秋にかけた大学習会の開催③被災地域を中心とした聞き取り・集いの場の拡大推進④ダム建設予定地や地質学的問題地の見学⑤国、県、人吉市、相良村、五木村への要望活動―などを掲げた。
 ダムによらない具体的対案として「堤防・宅地のかさ上げ」「河川の掘削・土砂撤去」「支流対策と遊水地の活用」「荒廃した山林の保護、計画的植林、伐採の指導」を求めていく。
 堤防・宅地のかさ上げの対策として、京都府の国内有数の観光地である嵐山地区の景観に配慮した「可動式止水壁」を紹介。桂川の相次ぐ浸水被害に向け、国交省が地元と協議を重ねながら検討を進めた経緯があり、普段は地中に格納され、洪水時などに浸水を防ぐ際に垂直に立ち上がって堤防の高さを確保している。
 同会では「人も景観も守る堤防であり、人吉市中心市街に設置されれば普段は存在せず、景観が守られるし、豪雨災害にあれば洪水時の浸水はなかった。球磨川流域では地元との協議もされていない」と述べた。
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