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多良木町で球磨拳世界大会 那須さんと保存会優勝(2025/12/16) (2025/12/16)
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世代を超えて真剣勝負を楽しむ参加者たち
 世界一難しいじゃんけんといわれる「球磨拳」の世界大会が7日、多良木町の交流館石倉を会場に開かれ、町内外から出場した老若男女34人が競い合った結果、個人の部は湯前町の那須登仁男さん(88)、初実施の団体の部は多良木球磨拳保存会チームが初代チャンピオンに輝いた。
 球磨拳は江戸時代から人吉球磨に伝わり、酒席などで行われてきた全国でも希少な遊び。「ひい、ふう、さん」の掛け声でゼロから5までの6通りの手を出し、相手より一つ多い数の手を2回連続で出すことで勝ちとなる。
 6通りの出し手、勝敗の決め方から、読み合いの難易度が一般的なじゃんけんよりも複雑で難易度が高く、「世界一難しいじゃんけん」というキャッチフレーズが付けられている。
 世界大会実施に向け、同町内の小学校では児童を対象にした放課後子ども教室を開催し、球磨拳への理解や興味を高めてもらったり、大会当日も午前中は町民体育館で初心者の部の体験会や実践タイムとして初心者大会が開かれ、あさぎり町の久保田颯介君(10)が優勝。初心者の部参加者から午後の大会にも飛び入り参加する人も。
 午後1時から開会式が行われ、主催者の多良木町伝統・伝承芸能保存団体連絡協議会(球磨拳保存会)の落合睦男会長が「相良の文化が生み出した伝統である球磨拳を皆さんに楽しんで味わってもらえれば。勝ったり負けたりを通じて楽しんでください」などとあいさつ。
 その後は球磨拳の紹介、前回大会優勝者による優勝カップの返還、ルール説明を行い、競技開始。参加者は7グループに分かれて総当たり戦を行い、1位、2位と7グループの中で最も点数の高い3位2人が決勝トーナメントへ進出。
 いずれも真剣勝負が繰り広げられる中、1秒ごとに手を出し合う激しい攻防を交わしたり、同じ手を3回ほど出して手を読み合ったりと対戦が行われたが、参加者は真剣ながらも笑顔を見せ合い、楽し気な声が会場に響いた。
 個人の部の後は初実施の団体の部もあり、1グループ3人が先鋒、中堅、大将で対戦し、こちらも大きな盛り上がりを見せていた。
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