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安全運航と観光復興願い 球磨川くだりの川開き祭(2025/04/19) (2025/04/19)
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一斉に春の球磨川へ出航する関係者
 春の観光シーズン幕開けを告げる球磨川くだりの川開き祭は19日、同市下新町の観光複合施設HASSENBAで開かれ、関係者らが川下りの安全運航と令和2年7月豪雨災害からの地域繁栄を祈願し、木船に揺られながら暖かな春風が吹き抜ける球磨川の恵みに感謝した。
 球磨川は、人吉と八代を結ぶ水運の要とされていたが、明治時代に開通した鉄道の運行により、次第に廃れる水運の川舟を活用した観光川下り事業が球磨川下りの始まりとされ、船頭と後方の操舵手の艫張の熟練した操舵技術による安全航行の下、豊かな自然や歴史で乗船客を楽しませる。
 第三セクター会社の球磨川くだり(株)(社長・松岡隼人人吉市長)は、豪雨災害で舟や施設が壊滅的な被害からの再建を果たし、昨年4月からは人吉発船場から温泉町までの約2.5キロを下る清流コースが復活。人吉城跡周辺を周遊する遊覧船「梅花の渡し」、冬場はこたつ船を運航している。船頭不足で出航できる隻数に制限はあるが、乗船率は被災前に戻りつつある。
 川開き祭りには関係者約40人が出席。神事では松岡市長らが玉ぐしを奉てんし、川下りの安全運航を祈願した。
 式典では、松岡市長が「船頭の数も増えており、乗船客に対応する形態が徐々に整っている。本当に明るい兆しが見えているところ。地域に誇りを持ち、地域の素材を磨き上げ、多くの人に幸せを感じてもらえる取り組みを一緒に進めたい」とあいさつ。
 以前船頭を4年ほど経験し、12年ぶりに再び船頭として昨年10月に戻った中村拓己さん(51)が「球磨川くだりのスタッフ一同は球磨川への感謝を忘れず、日ごろの安全航行を厳守し、お客さまに心から喜んでいただけるおもてなしの提供に努めることを誓う」と、おもてなしの誓いを述べた。
 鏡割りでは、金子恭之衆院議員、溝口幸治県議、球磨村の松谷浩一村長、一般社団法人人吉温泉観光協会の鳥越英夫代表理事らが木槌で球磨焼酎入りのたる酒のふたをたたいて開けて会場を盛り上げた。
 人吉温泉女将の会さくら会の有村政代会長らがピンク色のはっぴ姿で新しい木舟に乗船。暖かな日差しの中、大勢の関係者に見送られる2隻は春風を受けながら水面をゆっくりと進んでいた。
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