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  • 2019/05/24 (金)
  •  「G7サミット」といえば、日本を含む主要7カ国首脳会議。この「G」を小文字にした「g7サミット」が、あす25日から和歌山県北山村で始まる▼このサミットに集まるのは、日本で人口の少ない小さな7つの村。ことしで4回目となり、九州からは五木村がメンバーとして参加。26日まで「小さな村のシティプロモーション」をテーマに講演会やパネルディスカッションが予定されている▼7村の人口を見ると、最も少ない高知県大川村の399人をはじめ、6村が3桁台。最も多いのは五木村の1087人で、かろうじて4桁台。人口は少なくても生き残りをかけた特色ある村づくりを展開している▼開催地の北山村は人口432人の山村ながら、全国で注目されているのが柑橘の「じゃばら」。花粉症に効果が期待され特需を生んでいる。五木村も在来柑橘「くねぶ」の生産と商品開発に力を入れており、北山村のようなヒットに期待▼その五木村は村制施行130年の節目。川辺川ダム建設計画で頭地など中心部の姿は大きく様変わりしたが、水没予定地を流れる清流とホタルの幻想的な光は昔と変わらずに今も残る。あす夜の観賞会で確認を。

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