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  • 2019/04/29 (月)
  •  統一地方選挙が終わり、首長選と議会議員選の激しい戦いを繰り広げた市町村では1週間が経過し、郡市民らも平穏な生活を取り戻したように見える▼選挙期間中、運動員など選挙に関わった人は多かったはず。食料費、印刷費、広告費、人件費などと、その経済効果は計り知れず、それなりの効果があったことだろう。候補者はもとより運動員らが見せたパワーもすごかった。それを今後の地域づくりに生かしてほしいものだ▼それに反して、投票率は錦町長選と同町議選が前回を上回っただけで、残りの市町村はいずれも前回を下回った。国政選挙と違って身近な選挙だっただけに、郡市でも選挙離れが深刻になっていることを裏付けた。今後の対応が求められよう▼4期目のベテラン議員4人が勇退した人吉市議選では、共産党が前回同様に2議席を確保したほか、過去最多の女性3人が当選した。18人の内訳は現職13人、新人5人。5期目2人、4期目4人、3期目5人、2期目2人、1期目5人の構成。顔ぶれを見れば、今後の会派構成が見ものだ▼新議会が市政のチェック機関、市民の代弁者として役割を果たしていくのか注目。議員各位の心構えにかかる。

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