HOME>>瀬音

  • 2019/04/27 (土)
  •  人吉市長選と市議選から1週間になるのに「低調ムードはなぜ?」「5000余票もの大差は?」と今なお話題▼市街地の知人は「こんなに選挙カーを見なかったのは初めて」と。居住人口減に伴い、各陣営が“疲労対効果”を考慮したのかと皮肉も。その分、有権者が集中した農村部や住宅地が好まれたのかと思ったら、ある農村部の知人も「少なかった」。これが盛り上がりに欠けた要因とは決めないが▼そんな中、“選挙の様変わり”を指摘する声。市長選や県議選などの最終日の市街地での“大名行列”は、人通りの減少とともに消滅。告示前のポスティングはあったが、真のローラーもどぶ板作戦も見掛けず。かつての建設業軍団、農協軍団は今存在しない。後援会会員の名簿集めも競わず、残ったのはつじ立ちだけ。これらが政治離れや選挙への無関心、政治家に対する魅力減少に伴うものでないことを願う▼松岡氏の5223票差の圧勝は誰しも予想外だったろう。実力差以上とも察せられ、選挙に入って“風が吹いた”とも見る▼私的には、この話はそろそろおしまい。前回の“びっくり初当選”といい、松岡氏は“もってる男”と思えてならないことを記して。

トップへもどる