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  • 2019/04/17 (水)
  •  昨日告示された統一地方選後半戦の町村長と議員選挙▼予想どおり、湯前町長選、水上村の村長、議員選は無投票。錦とあさぎり町長選、錦、多良木、山江の議員選、あさぎり町補選は定数を超えて選挙戦に突入した▼3日前に告示された人吉市長、市議選を含め郡市の立候補者は総定数68人に対し82人。そのうち、女性は1割弱の7人。水上村は今回の改選でも女性の立候補はなかった▼男女共同参画が叫ばれて久しい。市町村では女性管理職が増え、農業委員、農協役員でも女性登用が進むが、議員となると寂しい状況。郡内では湯前町と球磨村が不在、山江村では新人が立候補しており、女性議席の獲得となるか注目したい▼女性候補の中には「なぜ議会は旧態依然として男社会なのか」との訴えもあるが、女性議員が増えれば議会も変わってくるはず。10年前、郡市初の女性議長が誕生したが、「令和」の新時代に女性の首長誕生はあるのだろうか▼今回、多くの候補者が訴えるのは人口減少対策。一方、4年前に目にした政策から消えたのは市町村合併。広域連携に代わったとはいえ、人口減少を機に平成に続く“令和の合併”を考えるのも早計か。

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