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2019/04/15
(月)
- 青井の杜外苑街づくり協会が発足して間もなく１年。国宝・青井阿蘇神社を中心としたにぎわいのある街づくりが目的の一般社団法人▼民間の自主的な組織だけに注目されたが、フードフェスタとマルシェの開催、無料Ｗｉ‐Ｆｉ、ベンチの設置、米国人によるＰＲ動画作成、学生による観光ルート策定などと多彩に活動。青井地区の盛り上げに大きな貢献をしている▼その街づくり協会が、ことし２月に徳島大学総合科学部と外国人の実習生派遣に関する覚書を結んだ。第１弾として３月下旬に台湾の育達科技大学応用日本語学科からの男子留学生２人が人吉入りし、１週間滞在した▼今回は人吉を見聞し、同大学に帰着後に紹介してもらう計画。日本語が達者な２人は同神社や人吉城跡、市街地などを自転車で巡り大いに興味を持った様子。マルシェや大畑駅の桜まつりの手伝いもした▼同協会関係者は「日本で起業したいと思う留学生もいて、将来的に人吉球磨と台湾との貿易も考慮した取り組みも可能と聞いている」と、この派遣事業に期待もかける▼次は夏休みごろに予定され、同市内の企業で就業体験を予定。すでに受け入れ希望の企業も出ているという。
