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  • 2019/03/15 (金)
  •  昨日の小紙で紹介した自転車を駐輪するためのサイクルスタンド。見た目は布団干しのように見えるが、自転車と観光を組み合わせたサイクルツーリズムでは重要な物▼周遊型サイクリングで主流のロードバイクは軽量化のためにスタンドが付いておらず、価格も数十万円と高価。愛車に傷を付けずに駐輪できるサイクルスタンドがある観光施設や店舗は立ち寄りが多いという▼五木村がいち早く必要性を認識しているのも、あす16日から始まる「九州チャレンジサイクルロードレース」を毎年開催しているからだろう。ことしは2日間で全国から420人が出場予定。レースならではの駆け引きなど観戦して楽しめる▼さらに注目なのが、翌週に初開催される全国高等学校選抜自転車競技大会のロード競技。130校からの選抜選手だけでなく関係者や保護者など総勢1200人の来村が見込まれ、宿泊面では郡市全体へ波及効果も期待できる▼同村は不足している宿泊施設の確保や雇用創出を目指して来月、水没予定地にコテージと森の遊び場を開業する。2つの大会を通じて全国からの来訪者に魅力をPRしリピーターにつなげるか。正念場の春となりそう。

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