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2019/03/11
(月)
- ４月の改選に伴い平成、そして今期最後となる人吉市議会３月定例会一般質問は、８日に３日間の日程を終えた。相変わらず市民の傍聴は少なく残念だった▼同市議会一般質問前に県議会代表質問を取材したが、こちらは大勢の人が傍聴席を埋め、うらやましく思った。その上、質問者、答弁者とも無駄なやり取りはなく、分かりやすかった。それに比べ、同市議会一般質問の質問、答弁が長過ぎると感じるのは小子だけではないだろう▼同市議会は質問の内容や答弁を分かりやすくするため、平成１９年１２月議会から「一括質問方式」を現在の「一問一答制」に変更。当初はより深い議論が展開されると好評だったが、時間が長引くというデメリットの指摘もあった▼時間を費やすには質問者、答弁者とも無駄な部分をなくすことが必要。例えば、答弁をオウム返しして質問したり、過去の数字を答弁させるのは無駄なことだ。必要なら事前に調べておくべきではないか▼質問内容がダブり、執行部の答弁が同じということも多い。前もって議員同士で話し合い、代表で質問ができないかと思う。市民に議場へ足を運んでもらうためにも改善してみてはどうか。
